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米レポ市場、10-12月期にさらなる波乱も-オペ終了や入札

  • ワイルドカードは10月末の英EU離脱期限や地政学的リスクなど
  • イベントの重なり度合いは年末にさらにひどくなる可能性-ミスラ氏

米レポ市場では先月、偶然が重なり翌日物金利急上昇という大嵐になったが、年末までには再び突風が吹く可能性がある。

  連邦準備制度がオペで資金を注入したため、市場のストレスが高まりがちな第3四半期最終日の9月30日に資金逼迫(ひっぱく)は起こらなかった。米短期市場金利は正常に戻ったように見え、9月25日以降は当局のオペも全額利用されてはいない。しかし、金融システムの土台を修復する長期的措置の有無を当局に確認できるまで、トレーダーらは今後も特定の日付に神経質になるだろう。

  ジェフリーズのマネーマーケットエコノミスト、トーマス・サイモンズ氏によれば、9月中旬の混乱のきっかけとなった出来事は再び起こる。当時より小規模ではあるが、第4四半期には3810億ドル(約40兆8000億円)の米国債入札が予定される。財務省の現金残高は引き続き増加し、法人税も支払われる。また、週末前後に祝日が重なる連休も何回かあり、ボラティリティーが高まり得る。

  さらに、10月31日の英国の欧州連合(EU)離脱期限やその他の地政学的紛争リスクなど、ワイルドカードもある。

  TDセキュリティーズの世界金利戦略責任者、プリヤ・ミスラ氏は「イベントの重なる度合いは年末にさらにひどくなる可能性がある」と述べた。

  現在の静けさを脅かす最初の試練は、当局が翌日物オペの最終日としている10月10日にやってくる。カーバチュア・セキュリティーズのスコット・スカーム氏は、前回の14日物オペの満期到来や差し引き1900億ドル相当となる来週の米国債入札を懸念している。

原題:Repo Watchers Worry More Trouble Brewing in Fourth Quarter(抜粋)

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