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インドネシアは資源大国にとどまらず付加価値求める-ジョコ大統領

  • ジョコ大統領、パーム原油の国内加工拡大に意欲
  • 豊富な天然資源からより多くの価値を引き出す取り組みの一環

インドネシアが豊富な天然資源からより多くの価値を絞り出す取り組みは完了には程遠い。次の目標は最も遍在する一次産品の一つである可能性がある。

  ジョコ大統領は2日、より多くのパーム原油を国内で加工したい意向を示した。これは、石けんやチョコレートなどの加工原料であるパーム原油の輸出が減る可能性を意味する。

Indonesian President Joko Widodo Vows Sweeping Indonesia Reforms

ジョコ大統領

  インドネシアはニッケル鉱を来年1月に禁輸する計画で、流通市場から大量の供給が奪われ世界的な供給不足を悪化させる恐れがあり、既に市場を揺さぶっている。ジョコ大統領はパーム原油の禁輸を検討しているとは言わなかったが、国内加工拡大見通しと輸出減少の可能性は、世界市場に大きな影響を与えそうだ。

  出身地の中部ジャワ州ソロでブルームバーグのジョン・ミクルスウェイト編集主幹とのインタビューに応じたジョコ大統領は「パーム原油を加工品にしていきたい。ジェット燃料や化粧品、石けんにしたらどうか」と述べ、「われわれが目指す方向は、半加工品または加工品産業または下流産業の構築だ。原料ではなく、付加価値を求める」と語った。

Indonesia is already processing more palm oil domestically

  インドネシアはパーム油の世界最大の生産国および輸出国で、世界の供給の半分以上を占める。昨年は生産量の73%に相当する約3470万トンを、インドや中国を中心に海外に輸出した。その約3分の1はパーム原油で、残りは加工油。

Images Of PT Bakrie Sumatera's Palm Oil, Rubber And Oleochemical Facilities

北スマトラ州キサランのパーム油プランテーション。

ジョコ大統領のインタビュー

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原題:Jokowi Wants Indonesia to Be More Than Just a Raw Material Giant(抜粋)

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