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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

Eトレードも手数料撤廃-米証券業界、競争激化で合併観測強まる公算

  • 前日のチャールズ・シュワブ、TDアメリトレードの動きに追随
  • 収入に響くとの懸念で証券各社の株価は大幅下落
The E*Trade Financial Corp. application
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

Eトレード・ファイナンシャルは主要な競合他社に追随し、取引手数料をゼロに引き下げると発表した。ディスカウントブローカーの合併が今後進む可能性がある。

  2日の発表資料によると、Eトレードは米国上場の株式、上場投資信託(ETF)、オプションの取引手数料を撤廃する。7日付で実施する。手数料撤廃で失われる年間収入を約3億ドル(約320億円)と見積もっている。

  個人投資家の低コスト志向が強まる中で、証券業界では顧客を取り込む競争が激しさを増している。インタラクティブ・ブローカーズ・グループは先月、米上場株・ETFの手数料ゼロ取引を提供すると発表。チャールズ・シュワブTDアメリトレード・ホールディングも1日、取引手数料を撤廃すると発表した。シュワブの発表を受け、証券各社の株価は軒並み急落した。

  2日の通常取引終了後の時間外取引でTDアメリトレードの株価は下げ幅を拡大し、3.3%安となっている。

  インタラクティブ・ブローカーズの発表以降、TDアメリトレードの株式はその価値を3分の1程度失った。同じ期間にEトレードは約20%、シュワブは約13%、インタラクティブ・ブローカーズは約9%、それぞれ下落した。

  アナリストの間では、主要ネット証券で市場シェアが最も小さいEトレードがTDアメリトレードに買収されるのではないかとの観測が長い間くすぶっている。

  手数料ゼロへの動きでアメリトレードとEトレードは再び合併を検討する可能性があると、ブルームバーグ・インテリジェンスのシニアアナリスト、デービッド・リッター氏は指摘した。

原題:E*Trade Joins Rivals Ending Commissions in Race to Bottom (1) (抜粋)

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