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Photographer: Bloomberg/Bloomberg

米国株安、国債高-景気減速懸念が強まる

更新日時
Pedestrians carrying umbrellas pass in front of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Thursday, March 29, 2018. U.S. stocks climbed as markets moved toward the end of a tumultuous quarter on a high note. Equities in Europe also rose following a mixed session in Asia.
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

2日の米株式相場は大幅続落。前日に続いて期待外れの米経済指標が景気減速懸念を助長し、S&P500種株価指数は8月以来の安値に沈んだ。逃避需要を背景に米国債と金は上昇。

  • 米国株は大幅続落、ダウ494ドル安-米民間雇用者数が予想下回る伸び
  • 米国債は続伸、10年債利回り1.60%に低下
  • NY原油は約2カ月ぶり安値、在庫の大幅増を嫌気
  • NY金先物は続伸、弱いADP雇用統計で追加利下げ観測強まる

  9月のADP米民間雇用者数は市場予想を下回る伸びにとどまった。前日には、低調なISM製造業総合景況指数が発表されたばかり。S&P500種は2900を割り込み、2日間の下げはここ2カ月で最大となった。

  S&P500種株価指数は前日比1.8%安の2887.61。ダウ工業株30種平均は494.42ドル(1.9%)安の26078.62ドル。ナスダック総合指数は1.6%低下。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米国債市場では10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.60%。10年債利回りの低下は5営業日連続となる。

S&P 500 extends two-day decline after U.S. private payrolls fall short of estimates

  フォード・モーターとゼネラル・モーターズ(GM)の四半期販売台数発表を受けて、利ざや縮小への懸念が高まり、自動車株が下落。S&P500種の業種別指数はほぼ全てが下げ、中でもテクノロジーと工業の下落が目立った。

  ニューヨーク原油先物相場は続落、およそ2カ月ぶりの安値となった。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で原油在庫が310万バレル増加、景気減速基調を示す新たな材料となった。米国株の大幅下落も景気減速懸念を膨らませ、原油相場を圧迫した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は98セント(1.8%)安の1バレル=52.64ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.20ドル安の57.69ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。米民間雇用者数の伸びが市場予想を下回ったことで、追加利下げ観測が高まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1.3%高の1オンス=1507.90ドル。中心限月として9月3日以来の大幅上昇となった。

原題:Stocks Tumble, Bonds Climb as Slowdown Fears Mount: Markets Wrap(抜粋)

Oil Falls Near Two-Month Low as Stockpiles Rise, Economy Wavers

PRECIOUS: Gold Jumps as Growing Economic Worry Fans Haven Demand

(相場を更新、第4段落に追加情報を挿入します)
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