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クレディスイスCEO、ウェルスマネジメント幹部引き留め-関係者

  • ウェルスマネジメント部門元責任者のカーン氏、競合のUBSに移籍
  • クレディSは優秀行員引き抜き警戒、CEOが昇級や昇進を個別協議

スイスの銀行、クレディ・スイス・グループのティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)は、ウェルスマネジメント部門の幹部と直接対話する時間を増やし、昇給についても話し合っている。同部門の責任者だったイクバル・カーン氏の退社に続こうとする行員を防ぐ狙いがある。

Key Speakers At Bloomberg European Capital Markets Forum

クレディ・スイスのティアムCEO

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  匿名を条件に語った関係者によると、カーン氏が夏に退社して以降、ティアムCEOはウェルスマネジメント部門の海外担当成績優秀者と個別に連絡を取り、報酬や昇進の見通しを協議した。CEOはとりわけブラジルや中東、欧州新興国など新興市場に注意を向けているという。

  退社したカーン氏は国内最大の競合であるUBSグループのウェルスマネジメント事業共同責任者に就任した。同氏は部門内で人望が厚かっただけにクレディ・スイスは退社の影響を食い止めようと躍起で、ティアムCEOは夏にウェルスマネジメント部門幹部との接触を増やそうと動き始めたが、内定疑惑が明らかになってからは動きを緩めたと、関係者は述べた。

  クレディ・スイスの広報担当者はコメントの要請に今のところ回答していない。

原題:
Credit Suisse CEO Seeks to Stem Defections After Iqbal Khan Exit(抜粋)

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