コンテンツにスキップする
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Getty Images

日本株は大幅安、米雇用鈍化や対EU報復関税で景気懸念-全業種安い

更新日時
  • 9月の米民間雇用者数は3カ月ぶり低い伸び、市場予想も下回る
  • ドル・円相場は一時106円97銭と円高、米は対EU報復関税発動へ
TOKYO, JAPAN - AUGUST 26: Pedestrians are reflected in an electronic stock board outside a security firm on August 26, 2019 in Tokyo, Japan. Japanese stocks dropped and the yen climbed against the U.S. dollar after U.S. President Donald Trump said Friday he would raise tariffs on $550 billion in Chinese imports. (Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images)
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Getty Images

3日の東京株式相場は大幅に続落。米国の民間雇用者数が市場予想を下回ったほか、対EU報復関税の発動決定で景気悪化が警戒された。為替相場が円高に振れて自動車など輸出関連中心に全業種安い。

  • TOPIXの終値は前日比27.42ポイント(1.7%)安の1568.87-9月10日以来の安値
  • 日経平均株価は同436円87銭(2.0%)安の2万1341円74銭-9月9日以来の低水準
<きょうのポイント>
  • 9月の米ADP民間雇用者数は13万5000人増、3カ月ぶりの低い伸び
    • 市場予想は14万人増、前月は15万7000人増に下方修正
  • 米国が対EU報復関税を18日に発動ー世界貿易機関(WTO)が承認
  • ドル・円相場は一時1ドル=106円97銭、前日の日本株終値時点は107円80銭
First Trading Day In Japan Following Golden Week Break

東証内

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  

  岩井コスモ証券投資調査部の有沢正一部長は、雇用者数や製造業指数など低調な米経済指標が続いたことから、「今夜のISM非製造業指数やあすの米雇用統計も市場予想を下回るのではと警戒され、利益確定の売りが出ている」と話した。米国の対EU報復関税で「米中貿易摩擦に加えて米欧の対立が深まれば、投資家マインドは悪化する」と指摘した。

  景気懸念を背景に大幅安となった前日の米国株と同様、日本株も取引開始時から大きく下落。日経平均は一時500円超下げた。アセットマネジメントOne運用本部調査グループの村上尚己シニアエコノミストは「米国では製造業の悪化が他の業種にも波及している可能性が高く、当面景気減速が警戒されそうだ」と述べ、米国株の下落が続けば「日経平均は2万1000円割れもあり得る」とみていた。

3日は大幅続落
  • 東証1部33業種は輸送用機器、鉱業、証券・商品先物取引、陸運、鉄鋼が下落率上位
      最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE