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10月1日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル下落、安全通貨は上昇―ISM製造業指数が低調

  1日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが約2年ぶり高値から下落。米製造業活動の指数が前回のリセッション(景気後退)終了以降で最低の水準となったことが手掛かり。主要10通貨では、逃避需要からスイス・フランと円の上げが目立った。

  • ブルームバーグのドル指数は0.1%低下。一時約0.3%上げていたが、米供給管理協会(ISM)が発表した9月の製造業総合景況指数で一段の活動縮小が示されると、下げに転じた
    • ISM製造業総合景況指数は47.8に下げ、2009年6月以来の低水準
  • その後トランプ大統領が、ドルは強過ぎで製造業に打撃を与えているとツイートすると、ドルは一段安となった
  • ドルは主要10通貨に対して高安まちまち。主要通貨ではオーストラリア・ドルが安い。中央銀行が利下げしたことや、今後の追加利下げの可能性に言及したことが手掛かり
  • ニューヨーク時間午後4時32分現在、ドルは対円で0.4%安の1ドル=107円70銭、対ユーロでも0.4%下げて1ユーロ=1.0937ドル
  • ISM製造業景況指数の発表前には、シカゴ連銀のエバンス総裁が講演で、米経済の「着実」な成長が続くとの見通しを示した
    • 今週は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長、クラリダ副議長、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁らの講演が予定されている

欧州時間の取引

  各国中銀の緩和姿勢や低調な経済指標で主要通貨が圧迫される中、ドル指数が2年ぶり高値付近で推移。円などの安全通貨やユーロが軟調だった。

原題:Dollar Drops, Havens Rise as Manufacturing Slumps: Inside G-10(抜粋)

Dollar Gains as Peers Struggle on Easing, Weak Data: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:株が反落、ISM製造業景況指数が低調

  1日の米株式相場は反落。一方、国債は続伸した。米国の製造業景況指数が前回のリセッション(景気後退)終了以降で最低の水準に落ち込んだことから世界経済の減速懸念が高まり、逃避先資産を押し上げた。

  • 米国株は反落、ISM製造業景況指数が09年以来の低水準
  • 米国債は続伸、10年債利回り1.63%に低下
  • NY原油は続落、約2カ月ぶり安値-需要見通しが悪化
  • NY金は反発、予想下回る米製造業指標に反応

  米供給管理協会(ISM)が発表した9月の製造業総合景況指数は2009年6月以来の低水準となった。これを受けてS&P500種株価指数は5週間ぶりの大幅下落となり、主要な支持水準も割り込んだ。金利の低下で銀行株が最も下げ、工業株もふるわなかった。

  S&P500種株価指数は前日比1.2%安の2940.25。ダウ工業株30種平均は343.79ドル(1.3%)安の26573.04ドル。ナスダック総合指数は1.1%低下。ニューヨーク時間午後4時45分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.63%。

  ノーザン・トラスト・ウェルス・マネジメントの最高投資責任者、ケイティ・ニクソン氏は「製造業の背景が非常に弱いさまがはっきり見てとれる。米経済の原動力であるサービス分野にこれが波及する可能性が懸念される」とコメント。「われわれはこれを軽く見てはいけないし、金融当局もしかりだ」と語った。

  米国債はISM指数の発表後、短期物を中心に上昇。10年債利回りは1.61%まで下げる場面があった。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。米製造業指標の低調や世界貿易機関(WTO)による世界貿易見通しの下方修正など悪材料が重なり、エネルギー需要の見通しが悪化した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は45セント(0.8%)安の1バレル=53.62ドルと、約2カ月ぶりの安値で終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は36セント安の58.89ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。米国の製造業指標がふるわず、追加利下げの論拠が強まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1.1%高の1オンス=1489.00ドル。

原題:Stocks Fall Most Since August on Weak Factory Data: Markets Wrap(抜粋)

Treasuries Bull Steepen, Eurodollars Bid as Factory Gauge Slumps

Oil Heads for Two-Month Low as Bleak Demand Signals Proliferate

Gold Futures Rebound on Comex as U.S. Factory Gauge Sinks

◎欧州債:イタリア債がアンダーパフォーム、ドイツ債は下げ解消

  1日の欧州債市場では、イタリア債がユーロ圏の他の国債よりもアンダーパフォーム。同国10年物物価連動債の引き受けを銀行団が行った。米ISM製造業指数が市場予想を下回ったことを受けて、ドイツ債は下げを解消した

  • イタリア財務省は2030年5月を期限とする新発10年物物価連動債を発行する計画で、銀行団がこれを引き受けた。従来の慣例に従うと、2日に価格が決定、発行される。イタリア10年債とドイツ債のスプレッドは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して141bpとなった
  • ドイツ債利回りは一時6bp上昇していたが、米ISM統計を受けて反転した
  • ドイツ10年債利回りは変わらずのマイナス0.57%、フランス10年債利回りは1bp上昇のマイナス0.27%、イタリア10年債利回りは2bp上げて0.85%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Italy Underperforms as Bunds Erase Decline; End-of-Day Curves(抜粋)

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します)
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