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米中貿易戦争、過去数週間で「相当に悪化」-ブレマー氏

  • 米国は日本およびインドとの2国間合意完了に向け一段と強く出る
  • 弾劾調査は投票率押し上げる-トランプ大統領にとってはマイナス

米中貿易戦争が「相当に悪化」しつつあり、国連総会での中国外相による演説は貿易戦争の終わりが見えないことを示唆していると、ユーラシア・グループのイアン・ブレマー社長が指摘した。

  ブレマー氏は国連総会を要約した電子メールで、中国の当局者は辛抱強くなるだろうと予想。2020年の米大統領選挙が終わるまで中国側が事態を打開する取り決めを結ぼうと真剣に試みることはなく、現状維持を望んでいると説明した。

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イアン・ブレマー氏

  国連総会で9月27日に演説した中国の王毅外相は挑むような口調で、これは米中の隔たりが半年前よりずっと深まったことを示唆しており、米中関係は「過去数週間で相当に悪化した」とブレマー氏はコメントした。

  それ以外のブレマー氏の主な論点は以下の通り。

  • トランプ米大統領は欧州との貿易摩擦を減らしたいと考えているとホワイトハウスのトップアドバイザーが発言。「中国と一段と厳しくなる」ことが理由
  • 米国は日本およびインドとの2国間取り決めの完了に向け一段と強力な姿勢を取る
  • トランプ大統領に対する弾劾手続きは年内の米政治の事実上全てを占めるようになる
    • 上院で共和党が弾劾を支持する「可能性は事実上ない」が、投票率を恐らく押し上げる見込みで、これはトランプ大統領にとってマイナス要因となる

原題:Bremmer Says U.S.-China Trade War Getting ‘Considerably Worse’(抜粋)

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