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ユーロ圏は9月にインフレ鈍化、ECB金融緩和の論拠増える

  • 9月インフレ率は0.9%に低下、市場予想の1%下回る
  • インフレ圧力を製造業と経済成長の落ち込みが一部相殺-レーン理事

ユーロ圏のインフレ率は予想に反して9月に低下した。欧州中央銀行(ECB)が最近打ち出した金融緩和パッケージを支持する政策委員らに、さらなる論拠を与えた格好だ。

  EU統計局(ユーロスタット)が発表した9月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比0.9%上昇。ECBが目標とする2%弱の半分にも届かず、エコノミスト予想も下回った。8月は1%上昇だった。

  エネルギーや食品、たばこなど価格変動の激しい品目を除いたコアCPIの伸び率は1%と、8月(0.9%)より大きくなり、2016年後半以降で初めて総合インフレ率を上回った。

  9月のECB政策委員会会合で金融緩和パッケージを提案したチーフエコノミストのレーン理事は同月30日、堅調な内需と労働市場の改善から来るインフレ圧力は、製造業と経済成長の落ち込みによって部分的に打ち消されつつあると指摘した。

Euro-area inflation rate falls below 1%

原題:Euro-Area Inflation Slows, Adding to Case for ECB Stimulus Move(抜粋)

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