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きょうの国内市況(10月1日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、米中貿易摩擦の緩和期待と円安推移-電機など輸出高い

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  東京株式相場は3日ぶりに反発。米中貿易摩擦に対する警戒がやや和らぐ中、為替相場も円安で推移し業績懸念が後退した。米ハイテク株高を受けた電機など輸出関連、証券や鉄鋼など幅広く買われた。

  • TOPIXの終値は前日比15.20ポイント(1%)高の1603.00
  • 日経平均株価は同129円40銭(0.6%)高の2万1885円24銭

  SMBC信託銀行投資調査部の佐溝将司マーケットアナリストは「中国からみて米国産農産物の購入は譲れるところ。今月開催される閣僚級協議の地ならしともとれる」と話し、米中貿易問題に対する楽観が回復したと指摘した。

  • 東証1部33業種はパルプ・紙、証券・商品先物取引、ゴム製品、海運、鉄鋼、電機が上昇率上位
  • 不動産、鉱業は小幅安 

●債券は大幅安、10年入札結果不調受け売り-先物急落で緊急証拠金発動

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  債券相場は大幅安。日本銀行の国債買い入れオペ運営方針を受けて利回り曲線のスティープ(傾斜)化圧力への警戒感が強まる中、この日実施の10年利付国債入札が不調となったことを受けて売りに拍車が掛かった。

  • 10年物355回債利回りは一時前日比8ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.145%と、8月1日以来の水準まで上昇
  • 新発20年債利回りは一時0.255%、新発30年債利回りは一時0.415%、新発40年債利回りは一時0.485%と、いずれも6月以来の高水準
  • 長期国債先物12月物の終値は88銭安の154円14銭。下げ幅は日中取引の中心限月ベースで2016年8月以来の大きさ。入札結果を受けて一時は97銭安の154円05銭まで急落。日本証券クリアリング機構は午後に先物取引の緊急取引証拠金を発動
  • SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト
    • 10年債入札は日銀オペ運営方針の心理的なインパクトが大きく、想定以上に流れた
    • 10月のオペ方針で買い入れ回数の変更があり得ると明記されたことで、1回分の買い入れがスキップされるリスクを警戒
    • 年度下期最初の入札がこのような結果となり、少なくとも今月末の決定会合まではボラティリティーの高い状況が続くイメージ。安心して買っていくというわけにはなかなかいかない

10年債入札

  • 最低落札価格は102円33銭と、ブルームバーグがまとめた市場予想の102円64銭を大幅に下回る
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.42倍と2016年8月以来の低水準
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は29銭と15年3月以来の大きさ

●ドル・円は小幅続伸、米中懸念緩和やGPIF外債投資期待-108円前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台前半で小幅続伸。米中貿易問題に対する警戒感の後退や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による外債投資拡大への期待などを背景にドル買い・円売りがじわりと進んだ。

  • ドル・円は午後3時32分現在、前日比0.2%高の108円25銭。108円05銭を日中安値に一時108円30銭と9月19日以来の水準まで上昇
  • ユーロ・ドルは0.1%安の1ユーロ=1.0885ドル
  • オーストラリア・ドルは対ドルで0.7%安の1豪ドル=0.6704ドル。オーストラリア準備銀行(中央銀行)による利下げを受けて一時0.6702ドルと約1カ月ぶり安値を更新

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • 仲値での実需の買いもドル・円の上昇要因。中国が休みに入り大きなヘッドラインが出てこない状態で、来週の閣僚級協議への期待はあり、リスクオフが少し緩んでいる面も
  • GPIFについては、これから外債投資枠を拡大するのかどうかということもあり、その辺の期待はドル・円の買い材料。ただ、オープン外債をするのは円高の時だと思うので、上値を追うというよりは下値を堅くする材料
  • 日本銀行の企業短期経済観測調査(短観)は予想より強いが、大企業製造業などはかなり悪い数字。日銀緩和を期待している海外勢はドル・円を買うだろう
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