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Photographer: Yuriko Nakao

日本株は反落、米製造業指標悪化で景気減速警戒-自動車など輸出安い

更新日時
  • 9月の米ISM製造業景況指数は47.8に低下、2カ月連続で50割れ
  • 9月の米自動車販売は減少、円は一時1ドル=107円64銭に上昇
The logo of Japan Exchange Group Inc. (JPX), the operator of the Tokyo Stock Exchange (TSE), is displayed on an electric board, seen through glass panels reflecting market indices, at the bourse in Tokyo, Japan, on Thursday, Dec. 17, 2015.
Photographer: Yuriko Nakao

2日の東京株式相場は反落。米国の製造業指標の悪化や自動車販売の低迷を受けて、世界景気の減速懸念が高まった。為替相場の円高推移を背景に自動車や機械など輸出関連が安い。

  • TOPIXの終値は前日比6.71ポイント(0.4%)安の1596.29
  • 日経平均株価は同106円63銭(0.5%)安の2万1778円61銭
<きょうのポイント>
  • 9月の米供給管理協会(ISM)製造業総合景況指数は47.8、10年ぶり低水準
  • 9月の米自動車販売は減少-日産18%減、トヨタ16%減
  • ドル・円相場は一時1ドル=107円64銭、前日の日本株終値時点は108円18銭

 

Inside the Tokyo Stock Exchange As Banks Continue Rally Following Yields Spike

東証

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  みずほ証券投資情報部の永田尋嗣氏は「長引く米中貿易摩擦が製造業にプレッシャーになっており、ISM製造業指数の50割れはしばらく続く可能性がある」とみる。

  経済指標の悪化で米国株が約1カ月ぶりの大幅安となった流れを引き継いで安く始まった日本株相場は、TOPIX、日経平均とも取引開始直後にきょうの安値を付けた後は下げ渋り。しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は、ISM製造業指数では「新規受注が小幅に上昇し、底入れの兆しがある」と指摘。仮に景気減速が進んでも「12月の利下げや財政出動の期待が高まり、株式市場にとって良い面もある」と話した。

午後に下げ渋り

  米景気を見極める意味では、3日に公表される「ISM非製造業指数が重要。市場予想通り高めの水準をキープすれば景気後退懸念は和らぐ」とみずほ証の永田氏。ブルームバーグ調査によると、9月のISM非製造業指数は55.2が見込まれている。8月は56.4だった。

  • 東証1部33業種は機械、輸送用機器、精密機器、電機といった輸出関連が下落率上位
  • 電気・ガス、陸運、情報・通信、建設など内需関連は上昇

  

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