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Forever 21 の創業者、娘から1000万ドル借金-海外進出失敗受け

  • 創業者の成人の娘2人は同社で役職に就いている
  • 海外進出でサプライチェーンに負担、赤字かさむ
Forever 21 locations As Clothing Store Plans Potential Bankruptcy
Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg
Forever 21 locations As Clothing Store Plans Potential Bankruptcy
Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg

フォーエバー21の海外進出の失敗で赤字がかさむ中、同社のオーナーは断られる可能性が低い相手に借金を頼んだ。自身の子供たちだ。

  創業者のドン・チャン、ジン・スク・チャン氏夫妻は2015年、両氏の成人の娘であるリンダ氏とエスタ-氏の各信託から金利2%で500万ドル(現在のレートで約5億4000万円)ずつ借り入れた。フォーエバー21の破産法の適用申請に伴う9月30日の届け出によると、娘2人は現在、両親の会社の無担保債権者として名を連ねている。

  文書では、これらの信託基金の大きさや、融資が基金に占めていた割合は明らかにされていない。

  フォーエバー21の担当者にコメントを求めたが、返答は得られていない。

  同社は海外進出で05年から15年までに全世界で200店舗余りを立ち上げた。ただ、裁判所の文書によると、新たな店舗はコストが高過ぎる上に面積が大き過ぎた。そのためフォーエバー21のサプライチェーンに負担がかかったほか、露出度の高い南カリフォルニア発の同ブランドは特にアジアなど海外で支持を得ることができなかった。

  フォーエバー21が創業者一族に救済を求めたのは、こうした負担がのしかかっていた時期だ。届け出によれば、チャン夫妻は15年1月に夫の方の口座から1000万ドル、娘2人から500万ドルずつ融資を受ける契約を結んだ。

  娘2人が家業に関わったのはこの時の融資が初めてではない。2人は夏や休暇を「倉庫で値札付け」して過ごしたほか、裁判所の文書によると、アイビーリーグ(米東部の名門私立大学)卒業後に同社で役職に就いた。

原題:Forever 21 Founders Borrowed $10 Million From Their Daughters(抜粋)

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