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ボーイングCEO:737MAXの運航禁止解除の準備は「大詰め」

  • 認証飛行の時期は連邦航空局と協議中-マレンバーグCEO
  • 安全性問題に対応する部門新設、責任者にベテラン幹部起用

航空機メーカーの米ボーイングのデニス・マレンバーグ最高経営責任者(CEO)は9月30日、2回の墜落事故を受けて半年以上前から世界的に運航停止となっている737MAXについて、商業運航再開の準備が「大詰め」を迎えていることをインタビューで明らかにした。

  マレンバーグCEOによると、ボーイングはシミュレーションラボでMAXの飛行制御コンピューターのソフトウエアアップグレードを微調整し、ラインパイロットによる最終版評価に備えている。米当局と認証飛行の時期を協議中だが、日程は未定。これが米連邦航空局(FAA)による飛行禁止解除の判断を前にした最終ハードルだという。

  同CEOはエチオピア航空とライオンエアの事故の後、安全性を一層重視するため、ボーイングの組織構造の見直しを進めているが、犠牲者の一部支援者らが求める経営幹部刷新には至っていない。

  3月以降密かに進めてきた人事異動について同CEOは「当社チームに非常に自信を持っている」とコメント。737プログラムの責任者や民間航空機ビジネスのエンジニアリング担当副社長、サプライチェーン責任者などを新たに起用しており、「当社は常に最高の人材を最もタフな任務に就かせている」と述べた。

  また、マレンバーグCEOは取締役会からの勧告を受け、同社の製品・サービスの安全性問題への対応を一本化するグループを新設。勤続34年のベテラン、ベス・パスター氏をグループの責任者に起用すると同社は30日の発表文で明らかにした。

原題:Boeing CEO Sees ‘Endgame’ in Drive to Lift 737 Max Grounding (1)(抜粋)

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