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米・カナダ首脳、レアアースの供給確保の必要性を議論

  • トランプ大統領と前回の会談で話し合ったとトルドー首相
  • カナダ新政権を率いる政党に共同行動計画が示されるとカナダ紙

トランプ米大統領とカナダのトルドー首相がレアアース(希土類)と重要鉱物の信頼し得る供給を確保する必要性について議論していたことが分かった。

  トルドー首相は9月30日の記者会見で、前回のトランプ大統領との会談でこの問題について話し合ったと述べ、カナダ紙グローブ・アンド・メールの報道を確認した。同紙は、10月21日のカナダ総選挙後に新政権を率いる政党に、両国高官が作成した共同行動計画が示されると、カナダ政府の概要説明文書を引用して報じた。

  中国が今年、米国へのレアアース輸出を制限する可能性を示唆してからレアアースに注目が集まった。米鉱山会社は2011年の値崩れ以降、レアアース事業再開に消極的であり、この分野での米国の中国依存度の軽減は一層難しくなっている。

  トルドー首相は記者会見で、「テクノロジーにとって重要なこれら鉱物の信頼できる供給を確保することはカナダの利益にかなう。またこの議論はカナダ政府が主導権を握っている」と発言。「カナダは現代の技術に不可欠なレアアースの多くを有している」と語った。

  グローブ・アンド・メールが入手した文書で概説されている共同行動計画では、重要鉱物プロジェクトへの国防支出や、北米の処理施設への戦略投資などが検討されている。カナダ政府高官は7月以来、ウランやリチウム、セシウム、コバルトなどの鉱物の供給を両国が確保する方法を巡り議論を重ねてきた。

(原題)U.S. and Canada Discuss Supply of Rare Earths as China Dominates(抜粋)

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