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ジョンソン氏離脱プラン24時間以内に提示と英紙-今週EU送付か

更新日時
  • バックストップ条項の望ましい代案をEU各国に示す予定だと英紙
  • 英政府の離脱プランは全アイルランド「経済圏」構想に基づく見通し

英政府は、欧州連合(EU)離脱協定の詳細な法律文書案の策定作業を終え、EU当局に今週送付する予定だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。早ければ3日にも提示される見通しという。

  英与党保守党内の強硬な欧州懐疑派の間では、離脱を確実にするために妥協し、ジョンソン首相がEUと新たに取り決める離脱案を支持しようとする兆しもうかがわれるが、首相の離脱協定案がEUにとって受け入れ可能かどうかはっきりしない。保守党の離脱強硬派、マーク・フランソワ議員は、議会承認の最大の障害となっているアイルランド国境の「バックストップ(安全策)」条項が残った場合も含め、いかなる離脱案も検討する用意があると示唆した。

  英紙テレグラフが情報源を明らかにせずに報じたところでは、ジョンソン首相は、最終的な離脱プランの詳細を24時間以内にEU首脳に提示する見込みだ。首相が10月2日に保守党の年次党大会で演説を行った後、EUへの正式文書送付に先立ち、首相官邸はアイルランド国境のハードボーダー(物理的壁)設置回避を保証するバックストップ条項について首相が望ましいと考える代案をEU各国に示す予定。

  同紙によれば、アイルランド国境での農産品・食料品の検査なしの移動を可能にする全アイルランド「経済圏」構想に基づくと考えられる英政府の離脱プランは、1日にも伝えられる可能性がある。工業製品の規制を相互に調整する案も盛り込まれる見通し。

  ただ、EU側が協議決裂の潜在要因と指摘する税関の問題は、信頼性が確認された貿易事業者(トラステッドトレーダー)プログラムと小規模事業者の免除のような「代替取り決め」およびテクノロジ-に依存する内容がなお想定されるという。

Opening Day Of The Conservative Party Annual Conference

ジョンソン首相

原題:U.K. Is Ready to Show EU Its Draft Divorce Deal: Brexit Update

U.K.’s Johnson Confronts Moment of Truth for Brexit Strategy

Johnson to Reveal Final Brexit Plan Within 24 Hours: Telegraph(抜粋)

(英与党の離脱強硬派の動向を追加して更新します.)
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