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LMEニッケル、四半期ベースで9年ぶり大幅高-供給懸念広がる

  • 7-9月期は34%高、四半期ベースで2010年以来の大幅な上昇
  • インドネシアはニッケル鉱石禁輸を来年1月1日から実施すると発表

ロンドン金属取引所(LME)のニッケル相場は7-9月(第3四半期)に34%上昇し、四半期ベースで2010年以来の大幅な値上がりとなった。インドネシアが鉱石禁輸に踏み切れば供給が逼迫(ひっぱく)すると投資家は予想している。

  インドネシアは9月2日、ニッケル鉱石の禁輸措置を2年前倒しして来年1月1日から実施すると発表。そうなれば最大35万トンが世界の供給から失われると国際ニッケル研究会(INSG)はみている。

  TDセキュリティーズの商品ストラテジスト、ライアン・ライアン・マッケイ氏(トロント在勤)は電話取材で、ニッケルが7-9月期に他の金属よりも良いパフォーマンスとなった主な理由として、「インドネシアの鉱石禁輸のほか、モメンタム投資家が売りではなく買いに回ったためだ」と分析した。

Nickel is way ahead of the metals pack this quarter

  LME指定倉庫からのニッケルの在庫引き出し注文(キャンセルワラント)は7営業日連続で増加。13年以来の長期増加局面となった。

  9月30日のLMEニッケル相場(3カ月物)は0.9%安の1トン=1万7050ドルで終了。年初来では59%上げている。この日のLMEでは、他の金属も大半が値下がり。銅は7-9月期に4.5%下落した。

Nickel on Track for Best Quarter in a Decade

ニッケルは四半期ベースで2010年以来の大幅上昇

(出典:ブルームバーグ)

原題:
Nickel Posts Best Quarter in Nine Years in Bet on Tight Supply(抜粋)

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