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テスラ、7-9月は前年比で減収か-納車台数記録を経営陣は重視

  • マスクCEOは納車10万台に躍起、だが大半は格安な「モデル3」
  • 3Q決算では利益率に質問あり、減収の公算大きい-クレディS

電気自動車(EV)メーカーのテスラは7-9月(第3四半期)に売上高が前年同期比で減少したもようだと、一部のアナリストは指摘する。実際そうなれば、「モデルS」の生産が開始した2012年以降で初となる。

In Reverse?

Tesla revenue may dip from year earlier for the first time since 2012

Source: Bloomberg data

  イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が納車台数の記録更新を言いはやす中で、減収は気がかりな材料になるだろう。7-9月は10万台を超える納車の達成が「狙える」と、マスク氏は先週、従業員らに伝えた。

  一方、納車の大半は同社で最も低価格(米国での販売価格は3万8990ドルから)のセダン「モデル3」だ。同モデルの販売全体に占める比重は、予想以上の赤字を計上した4-6月に大きく高まった。同社は7-9月の黒字化を目指しているが、台数の伸びを優先する方針を示している。

  「同社の納車台数が市場予想に一致した場合でも、7-9月決算では利益率に関する質問が出るだろう。さらに12年以降で初の前年同期比減収となる公算も大きく、その場合は株価の反応も注目される」と、クレディ・スイスのアナリスト、ダン・レビー氏は先週、リポートで指摘した。同氏のテスラ投資判断は「売り」相当で、目標株価は189ドル。

  テスラ株は30日の米株式市場で一時、前週末比2.5%安となった。ニュースサイトのエレクトレックが、29日夜現在でテスラが従業員に対し納車は目標を「数千台」下回っていると伝えたと報道したことが嫌気された。

原題:
Tesla Revenue Seen Stalling Out as Musk Aims for Delivery Record(抜粋)

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