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合意なき離脱阻止へ、首相交代を一部議員が画策-女王への上奏案浮上

  • ジョンソン首相を1日で解任する案、ビクトリア時代の法利用で
  • 反対派議員ら、交代後の暫定首相の人選についてもすでに議論
Queen Elizabeth II
Queen Elizabeth II Photographer: WPA Pool/Getty Images
Queen Elizabeth II
Photographer: WPA Pool/Getty Images

ジョンソン英首相の合意なき欧州連合(EU)離脱を阻止しようと決意している議員らが、首相を追い落とす作戦を練っている。

  事情に詳しい関係者によると、これら議員は女王が首相を解任できるという難解な憲法上のトリックを利用する案を考え出した。

  この案は以下の手続きをたどる。

  • ジョンソン首相が10月19日にEUに対して離脱延期を要請する書簡の送付を拒否した場合、1日のうちに首相を交代させるため下院が女王に上奏するという手法を使う
  • この手法はビクトリア時代に使われた手続きだが、最近でも政府にEU離脱計画の詳細を開示させるために用いられ、成果を上げた
  • この手続きはまた、女王に次の首相を議員から指名し、組閣を指示するよう請願する際にも使用することが可能
  • 匿名を条件に語ったある閣僚は、上奏による手法が首相更迭には使用できないという法的な助言を得ていると発言

  首相に反対する議員らは、ジョンソン首相を交代させた後の適切な候補者についてすでに議論。労働党のハリエット・ハーマン議員や保守党のケネス・クラーク議員らの名前が浮上している。労働党のジェレミー・コービン党首では十分な支持が得られない可能性があるという。

原題:
Johnson’s Foes Plot a ‘Humble’ Attempt to Oust Him as Premier(抜粋)

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