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NY連銀総裁、銀行の準備金増やす必要も-レポ金利高騰受け

  • ウィリアムズ総裁はNYT紙とのインタビューで語った
  • シカゴ連銀のエバンス総裁はCNBCのインタビューに応じた

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とのインタビューで、短期金融市場が最近見舞われたような混乱を繰り返すリスクを抑えるため、将来的には銀行の準備金を恐らく増やす必要があるだろうとの認識を示した。

  同総裁は「システム内には多額の準備資金があるが、動いていない」と指摘。「こうした環境では流動性が容易に動かないことをわれわれは目の当たりにしている。つまりわれわれが狭い範囲内に金利を自律的にとどめたいのであれば、それを支えるだけの準備金の量を確実にしておく必要があるということを意味している」と語った。

  ニューヨーク連銀は今月、レポ金利の急騰で約10年ぶりに翌日物システムレポの実施を余儀なくされた。ウィリアムズ総裁は連邦準備制度が新たなツール、いわゆる常設翌日物レポファシリティーを始動させる可能性があるとも述べた。

  シカゴ連銀のエバンス総裁は30日、ニューヨーク連銀が行ったレポは「うまく設計されたプラン」を備えた「強力なプログラム」だとCNBCとのインタビューで評価。「タームレポは極めて有益だ。最も重要なのは潤沢な準備金の提供だ」とコメントした。

  同総裁は「適切な金融政策に必要なフェデラルファンド(FF)金利目標の正しい水準について、予断を持つことは決してない」とも言明した上で、経済ファンダメンタルズ(基礎的諸条件)は引き続き良好だが、脆弱(ぜいじゃく)性も高まっていると分析。「われわれがすでに実施したことは十分かもしれないが、データを見極める際、われわれにはもっと必要かもしれないという示唆に対して私はオープンマインドだ」と話した。

原題:Fed’s Williams Sees Need for More Reserves After Repo Spike (1)、Evans Is Open-Minded About Right Level of Fed Funds Rate: CNBC (抜粋)

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