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二重株式構造の中国企業、本土で初めて上場へ-資本市場の「節目」か

  • Uクラウド・テクノロジー(優刻得科技)が上海IPOの認可得る
  • 議決権が均一でない企業が上海証取から上場認可を受けたのは初めて

中国本土市場で初めて二重株式構造の企業が上場しようとしている。海外での新規株式公開(IPO)を目指す中国のテクノロジー企業が多いことから、これら企業に本土での上場を促そうと当局は取り組んでいる。

  届け出によれば、クラウドストレージサービスのUクラウド・テクノロジー(優刻得科技)は27日、上海証券取引所から同証取で今年始まった市場「科創板(スターマーケット)」でIPOを実施する認可を受けた。ブルームバーグの集計データに基づくと、議決権が均一でない企業が上海証取から上場を認められたのはこれが初めて。

  Uクラウドの株主3者は現在、同社のAクラス株を合わせて9800万株、発行済み株式全体の約27%を保有。同3者で議決権の65%を握っている。別の届け出によると、UクラウドはIPOを通じて約47億元(約710億円)を集めることを目指している。

  東北証券の付立春アナリストは「中国本土の資本市場にとってUクラウドのIPOは節目だ。二重株式構造のテクノロジー企業の本土上場が奨励される可能性があり、海外に上場している中国企業に本土回帰を促すかもしれない」と述べた。

原題:China Approves First Dual-Class IPO in Bid to Lure Tech Firms (抜粋)

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