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日本株は続落、米中摩擦や指数イベント警戒-自動車や医薬品安い

更新日時
  • 米政府は投資ポートフォリオの中国への流入制限検討、財務省は否定
  • 日本株は好パフォーマンスで売られやすい-アリアンツ・寺尾氏

30日の東京株式相場は続落。米中通商問題の金融分野への波及が懸念されて米国株が下げたことを受け不安が広がった。自動車や医薬品中心に安い。アリババ・グループ・ホールディングなど米国で中国関連株が売られた影響からソフトバンクグループも下落。

  • TOPIXの終値は前営業日比16.45ポイント(1%)安の1587.80
  • 日経平均株価は同123円06銭(0.6%)安の2万1755円84銭

〈きょうのポイント〉

  • トランプ米政権は米投資家のポートフォリオ投資による中国への資金流入制限を検討、主要指数に連動した投資資金に影響が及ぶ見通し

    • 米財務省:中国企業の米市場への上場を阻止する計画は現時点でない
  • 米経済は8月に減速、個人消費支出が市場予想下回りコア資本財受注は減少
  • 日経平均の構成銘柄入れ替え、東京ドーム除外しエムスリー採用
  • 9月のTOPIXは5%上昇、先進24か国でアイルランドと首位争う
Tokyo Stock Exchange As Asian Stocks Rebound After Korean Fears Abate

東証ロゴ

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ジャパンの寺尾和之最高投資責任者(CIO)は「期末配当取りや米中改善期待から9月は買い持ちの動きがあった」とした上で、「米国株安や建国70周年を通過後の中国の態度が変わるリスク、日本株の良好なパフォーマンスから利益確定売りが出ている」と述べた。

  午後に指数の下げ幅が拡大した。中国の上海総合指数は一時0.4%安。先週末の米国株安のきっかけとなった米国の中国への資金流入制限検討について、インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジストは「中国の企業が米国で資金調達をしにくくなる」と指摘した。

  日経平均の構成銘柄入れ替えが取引終了にかけて行われ、約1400億円の換金売りが生じることも心理的な重しとなった。「需給影響を見込んで売っている向きもいるだろう」と、アリアンツの寺尾氏。ただ、終了間際には下げ幅を縮めた。

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