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モラー氏の捜査より重大-ウクライナ疑惑、トランプ大統領職を脅かす

  • 共和党議員、内部告発に関しておおむねコメント控える
  • 内部告発者は「スパイも同然」-トランプ氏、非公開の会議で発言
トランプ大統領

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Photographer: SAUL LOEB/AFP
トランプ大統領
Photographer: SAUL LOEB/AFP

トランプ米大統領とウクライナ大統領のやり取りが明るみに出たことで、トランプ氏は大統領就任以降で最大の危機を迎えている。その脅威の深刻さは、2年にわたって政権を苦悩させたロシア疑惑の比ではない。

  26日に公表された内部告発書では、トランプ氏が7月25日にウクライナのゼレンスキー大統領に電話で、バイデン前米副大統領の調査を求めたとしており、ホワイトハウスが前日に同会談の大まかな記録を公表したことによるダメージを増幅させた。

  今回の内部告発は大統領罷免を求める民主党を勢いづかせた一方、共和党はおおむねコメントを控えている。共和党議員の多くはトランプ氏弾劾に向けた下院の動きを批判していた。

  トランプ氏は26日に非公開の会合で米外交当局者らに「戦争だ」、内部告発者は「スパイも同然だ」と述べ、自ら状況を悪化させた。同発言はブルームバーグ・ニュースが入手したビデオで明らかになった。

Trump Attacks Whistle-Blower in Private Remarks

トランプ大統領はNYでの非公開の会合で内部告発者を非難

  スーザン・コリンズ米上院議員(メーン州、共和)は「それは内部告発者に対するあまりにひどい不当な言い回しだ」と記者団に語った。

  トランプ氏はモラー特別検察官によるロシア疑惑捜査を無傷で乗り切った。モラー氏は2016年米大統領選へのロシア介入について、トランプ氏が直接関与した証拠をあげられなかった。捜査妨害についてもトランプ氏の責任を明確にするに至らなかった。しかしウクライナ疑惑において、トランプ氏に最も不利な事実はトランプ氏自身の発言に由来する。ホワイトハウスが公表した5ページの記録に残された同氏の発言は、内部告発者の主張をおおむね裏付ける。

原題:
Trump’s Ukraine Scandal Grows Into Bigger Threat Than Mueller(抜粋)

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