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英中銀ソーンダース氏:合意なき回避でも利下げ必要になる可能性

更新日時
  • 政策金利の次の動きは引き上げでなく引き下げと考えるのが妥当
  • ある段階で政策を緩和することが恐らく適切になるのではなかろうか

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)のソーンダース委員は27日、英国の欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」が回避された場合でも、中銀による利下げが必要になる可能性があると語った。

  ソーンダース委員はイングランド中北部バーンズリーで、「英国が合意なき離脱を回避する場合、金融政策はどちらの方向もあり得るが、政策金利の次の動きは引き上げではなく引き下げと考えるのが、かなり妥当ではないかと思う」と発言した。ポンド相場はこれを受け、一時0.5%下落した。

  同委員は不確実性が低下し、若干の限定的かつ漸進的な引き締めが必要になるというのが離脱後の一つのシナリオだとしながらも、「(合意なき離脱が実際に起きなくても)離脱に伴う先行き不透明感が長期化するというもう一つのシナリオの方が可能性が高いと私には思える」との認識を示した。

  ソーンダース氏はその上で、「このケースでは高度に緩和的な金融政策スタンスを長期間維持し、世界経済の成長が期待外れの状態が続く場合は特にそうだが、ある段階で政策を緩和することが恐らく適切になるのではなかろうか」と述べた。

原題:BOE’s Saunders: U.K. May Need Rate Cuts Even With Brexit Deal(抜粋)

(ソーンダース氏の発言内容を追加して更新します)
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