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サウジが外国人女性の服装規定廃止、観光ビザも解禁-観光立国目指す

  • 今後は外国人女性に「アバヤ」着用を義務付けないと当局者
  • 観光ビザのオンライン申請を28日に開始、49カ国の国民が対象

サウジアラビアは、外国人女性向けの厳格なドレスコード(服装規定)を廃止する。観光客を誘致して消費を促す取り組みに初めて乗り出し、石油に依存しない経済発展を目指す。

  外国人女性は今後、「質素な服装」が求められものの、これまで着用が義務付けられていた全身を包むマントのような「アバヤ」を付ける必要はなくなると、サウジ観光国家遺産委員会の委員長で、ムハンマド皇太子の重要な顧問を務めるアハメド・カティーブ氏が明らかにした。

  カティーブ氏はリヤドでブルームバーグTVに対し、政府は49カ国の国民を対象に観光ビザのオンライン申請を28日に開始すると述べた。それ以外の人々は海外の大使館や領事館で申請できると説明した。

Saudi tourists

サウジのアルヒジュル古代遺跡(マダイン・サーレハ) を訪れる観光客

 

  サウジはこれまでビザの発給をビジネスと巡礼、家族の集まりを目的とする場合に限定しており、世界で最も訪れるのが難しい国の1つだった。しかし、2016年の原油相場の混乱で財政が打撃を受けたことから、政府はムハンマド皇太子の経済改革計画の一環として観光開発を打ち出した。

  カティーブ氏によれば、政府は年間訪問客数を22年までに6400万人、30年までに1億人に増やす目標を掲げている。現在の観光客数は国内外合わせて4000万人だという。

原題:Saudi Arabia Opens to Foreign Tourists -- and Their Foreign Ways(抜粋)

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