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「弱さの窓」入り世界経済、景気後退五分五分-PIMCOフェルズ氏

  • 米国の経済成長率は今年の2.2%から2020年には1.25-1.75%に低下
  • 中国経済は6.1%成長から5-6%成長に減速すると見込む

世界の経済成長は「弱さの窓」に入ろうとしており、今後1年でリセッション(景気後退)に陥るか持ち直すかは、ほぼ五分五分の確率だと米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)が、新たな経済見通しで分析した。

  同社のグローバル経済アドバイザー、 ヨアヒム・フェルズ氏はブルームバーグテレビジョンとの26日のインタビューで、「景気は極めて不安定な状態になると予想される」と語った。

ヨアヒム・フェルズ氏が語る

  フェルズ氏とPIMCOのグローバル債券担当最高投資責任者(CIO)アンドリュー・ボールズ氏はリポートで、「リセッションはわれわれの基本シナリオではないが、失速する経済をひっくり返すにはあまり多くを必要としない。この窓に入っている間は、資本の保全を重視し、ポートフォリオにおけるトップダウンのマクロリスクテークを比較的控えめにし、企業のクレジットと株式に慎重になることが賢明だと思う」と指摘した。

  PIMCOの主な予測は次の通り:

  • 米国の経済成長率は今年の2.2%から2020年は1.25-1.75%に低下
  • 中国経済は6.1%成長から5-6%成長に減速
  • リセッションリスクを注視すべき主な地域として挙げられるのが欧州
    • 「恐らくすでにテクニカルなリセッションに入っているドイツがユーロ圏の足を引っ張る可能性が高い」とフェルズ氏がテレビインタビューで発言
  • 貿易を巡る米中間の緊張が制御不能になったり、米連邦準備制度が市場の期待に沿わなかったり、不確実性が拡大する中で企業投資が鈍化したりすれば、リセッションリスクが高まる

原題:Pimco Sees Low-Growth ‘Window of Weakness’ for World Economy (1)

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