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10年物米国債利回りが1%下回ればドルは90円にも-RBC

過去1年の世界的な国債相場上昇がさらに続けば、10年物米国債利回りは1%を下回る可能性があり、その場合円の対ドル相場が現行水準から16%余り上昇することがあり得ると、RBCキャピタル・マーケッツのアナリストらが指摘した。

  円が16%上昇して1ドル=90円になるのはRBCの中心的な予想ではないが、そのようなシナリオとなった場合、日本の国内投資家はヘッジに走り、為替相場の動きを加速させるだろうと、チーフ通貨ストラテジストのアダム・コール氏は分析した。

  RBCのアナリストらは今後6-12カ月について、円安の方が可能性として高いと考えている。米連邦準備制度による緩和が限定的であることと、海外資産をヘッジするコストの高い状態が続くことを前提にしている。

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出典:RBC

  ヘッジコストはRBCのもう1つのシナリオが現実になるかどうかの鍵になる。今年2回の米利下げによってヘッジコストは2018年初めごろの水準まで下がったが、アナリストらによると、フォワードカーブの価格設定は日本投資家のポートフォリオの利回りとヘッジコストのギャップ拡大の可能性を示唆している。

  「レートがフォワードカーブ(上のチャートの緑の線)に沿って動いた場合」、日本の投資家は海外投資のヘッジに走るだろうとアナリストらはリポートで指摘した。

原題:If U.S. Yields Fall Below 1%, the Yen Could Hit 90, RBC Says(抜粋)

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