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香港トップが初の対話集会-「五大要求」で譲歩なく、抗議行動も

  • 警察の実力行使巡る独立委の設置に応じない理由を市民らは質した
  • 司法官および警察トップと共に林鄭長官の辞任を求める声もあった

香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は26日、市民との初の対話集会に臨み、「逃亡犯条例」改正案をきっかけとする混乱を打開する責任を政府が負うと約束した。政府の姿勢に懐疑的な市民らは、デモ参加者の「五大要求」に応じない理由を相次いで問い質した。

  中国の建国70周年に当たる国慶節(10月1日)を前にデモ沈静化を目的に開かれた市民集会で、林鄭長官は抗議行動の発端となった逃亡犯条例に言及し、「打開策を見いだす最大の責任を政府が負う」と語った。会場の周辺には数百人のデモ隊が集まり、「要求は五つある」などと訴えた。

  質問を行った市民30人のうち、26人がデモ参加者の五大要求に応じるよう林鄭長官に迫り、司法官および警察トップと共に辞任するよう求める者もいた。警察の実力行使について調査する独立委員会の設置についても、なぜ応じないのかと複数の市民が質問した。林鄭長官は現在の監視機関に調査の時間を与えるよう述べるにとどめた。

Hong Kong Chief Executive Carrie Lam Hosts First Public Dialogue Event

市民との対話集会で発言する林鄭月娥行政長官(9月26日)

写真家:ポール・ヨン/ブルームバーグ

原題:Hong Kong’s Lam Says It’s Up to Government to Deal With Unrest(抜粋)

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