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ジョンソン英首相のEU離脱強行を止めろ、議会がとり得る選択肢3つ

  • 最終的な離脱協定についての国民投票も選択肢
  • 一部議員はジョンソン首相が法の抜け穴悪用することを懸念

英議会は閉会を違法とした最高裁判所の判断によって再開された。議員らは今、ジョンソン英首相の欧州連合(EU)離脱戦略を阻止するため次の作戦を練っている。

  首相は合意なしでも10月31日の期限通りに離脱を強行する決意を重ねて表明しているが、多くの議員にとってこれは受け入れられない。

  議員らは既に合意なき離脱を阻止する法を成立させているが、首相は25日、これを無視する意向を示した。議会が取り得る選択肢は以下のようになる。

U.K. PM Johnson Flies Into His Gravest Crisis After Brexit Court Defeat

ジョンソン首相(9月25日)

国民投票の法整備

  事情に詳しい関係者2人によると、一部議員はEUとの離脱合意の是非を問う国民投票を実施する計画を復活させる準備をしている。投票では合意を受け入れて離脱するか、拒否して離脱を取りやめEUにとどまるかの選択を国民に求めるという。

ジョンソン首相の出方を待つ

  ジョンソン首相は合意なき離脱強行を禁じる法を履行しないことも可能だとしているが、この法を成立させた議員らの意見は異なる。一部の議員らは首相が何らかの法的トリックを駆使しようとするかを見極める計画だが、法には拘束力があるためジョンソン氏が結局、離脱延期をEUに要請するか首相の職を失うかのいずれかを迫られるとみている。

合意なき離脱を禁止する法を強化

  別のグループは、合意なき離脱を禁止する法律にはジョンソン氏が悪用できる抜け穴があると考える。自由民主党のデイビー副党首は、抜け道をふさぐためにもう1つ別の法律を成立させる必要があるかもしれないと述べた。

原題:Here’s What Parliament Could Do Next to Stop a No-Deal Brexit(抜粋)

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