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9月26日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル、豪ドルと円に対する下げ埋める-月末・期末控え

  26日のニューヨーク外国為替市場では、朝方下げていたドル指数が3週間ぶりの高水準に持ち直した。月末および四半期末特有のドル需要が継続したほか、中国が米製品の購入拡大に前向きだとの中国当局者発言に関する一部報道が追い風となった。

  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。9月4日以来の高水準
    • 中国は米製品の購入拡大に前向きだと同国外相が述べたと、ロイター通信が報道。これが遅い時間にドルを押し上げた
    • ドルは主要10通貨の大半に対し上昇
    • ドル指数は朝方下落。オセアニア通貨のショートカバー、米当局によるレポオペ継続、米国株の序盤での下落や、米・ウクライナ首脳の電話会談に関する告発書の公表などが背景
    • 中国の華為技術 (ファーウェイ)に米企業が部品などの供給を継続するための一時的な制裁猶予措置を米国が延長する可能性は低いと、米国務副次官補は述べた
  • ニューヨーク時間午後4時42分現在、ドルは対円で0.1%高の1ドル=107円82銭
    • ドルは0.3%安の107円43銭をつけた後、持ち直す展開
  • ユーロはドルに対し0.2%安の1ユーロ=1.0920ドル
    • 欧州中央銀行(ECB)のレーン理事は、金利をさらに引き下げる余地はまだあると言明し、最近の金融緩和措置を「それほど大型のパッケージではない」と評した
  • ニュージーランド(NZ)ドルは米ドルに対し0.4%高。NZ中央銀行による利下げの効果に満足しているとの中銀総裁発言の後、0.9%高となる場面があった

欧州時間の取引

  アジア時間に下げていたドルは、東京の値決め後の月末・四半期末特有の資金フローを支えに、下げを埋めた。NZドルは主要通貨の全てに対し上昇。中銀総裁が利下げの効果を評価したことで、追加緩和観測が後退した。

原題:Greenback Rallies to Three-Week High Amid Month-End: Inside G-10(抜粋)

Dollar Steadies on Quarter-End Flows, Kiwi Rallies: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:株が反落、貿易や政治劇巡り-国債は上昇

  26日の米株式相場は荒い値動きが日中続いたあと、下落して引けた。米国債は上昇。最新の政治的な混乱や貿易を巡るニュースを背景に、リスク資産の需要が減退した。

  • 米国株は反落、ディフェンシブ銘柄は高い
  • 米国債は上昇、10年債利回り1.69%
  • NY原油先物は下げ埋める、米国がサウジの防空体制強化を発表
  • NY金先物は反発、米政治的緊張でリスクテーク意欲減退

  S&P500種株価指数は反落し、過去5営業日で4日目の下落。出来高は30日平均を約15%下回った。最新の米政治劇の中心となっている内部告発書の公表に加え、中国の華為技術 (ファーウェイ)に米企業が部品などの供給を継続するための一時的な制裁猶予措置を米国が延長する可能性は低いとする米当局者発言で株価は圧迫された。ディフェンシブ銘柄は上昇。米国債利回りは低下した。

  S&P500種は前日比0.2%安の2977.62。ダウ工業株30種平均は79.59ドル(0.3%)下落の26891.12ドル。ナスダック総合指数は0.6%値下がり。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.69%。

  世界的な経済成長減速の兆しを巡り既に神経質になっている市場に、大統領弾劾や貿易を巡るニュースが引き続き追い打ちをかけた。米国がサウジアラビアの防空体制を強化する動きに出たことで、地政学的な不安も高まった。米経済の基盤は依然しっかりしていることがこの日発表の経済統計で示唆されたものの、市場センチメントを押し上げることはできなかった。

  UBSグローバル・ウェルス・マネジメントの米州最高投資責任者、マイク・ライアン氏は「トランプ大統領の弾劾リスクよりも同氏の通商政策の方に市場は注目しているようだ」と指摘。「通商交渉に関するホワイトハウスの決定にこれがどのような影響を及ぼすのかは不確実要素だ。加えて、ワシントンのさらなる両極化が予算問題あるいはインフラ支出を巡る超党派の協調に波及し得るかどうかも注意深く見守る必要があるだろう」と述べた。

  NY原油先物はほぼ変わらず。米国がサウジに防空システムと軍隊を追加配備すると発表したことを受け、下げを埋めた。同国は石油生産関連施設を攻撃され、生産が半減した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は8セント(0.1%)安の1バレル=56.41ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント11月限は35セント上昇の62.74ドル。

  ニューヨーク金相場は小幅反発。前日はほぼ3週間ぶりの大幅安となっていた。貿易面での新たな楽観は広がっているものの、米国の政治的緊張や中国経済の減速が続いている兆しが重しになった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.2%高の1オンス=1515.20ドルで終了。
原題:Stocks Drop on Trade, Political Drama; Bonds Rise: Markets Wrap(抜粋)
Oil Reverses Loss As U.S. Sends Missile, Troops to Saudi Arabia
PRECIOUS: Gold Gains as U.S. Political Fray Damps Risk Appetite

◎欧州債:ドイツ債が小幅高、ジョンソン首相発言受け英国債は上昇

  26日の欧州債市場はドイツ債が小幅高。 金融政策でタカ派的なラウテンシュレーガーECB理事が来月末付けで辞任すると発表したことが手掛かりとなった。

  • ドイツ債はブルフラット化。ベルギーの長期債が堅調、中核国・準中核国債のパフォーマンスを上回った
  • 英国債は上昇。ジョンソン首相は引き続き、10月末でのEU離脱を主張している
  • ドイツ10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下してマイナス0.58%、フランス10年債利回りは2bp下げてマイナス0.29%、イタリア10年債利回りは2bp下げて0.83%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください。

原題:Bunds Edge Up, Long-End Outperforms; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

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