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ジョンソン氏「不信任出すなら出せ」と野党を挑発-辞任も謝罪も拒否

  • 自らの行動に自責の念があるかとの質問にも「ノーだ」と答えた
  • 「本来政治の領域であるはずの問題に裁判所が口を出すのは誤り」
ジョンソン首相

ジョンソン首相

Photographer: JESSICA TAYLOR
ジョンソン首相
Photographer: JESSICA TAYLOR

ジョンソン英首相による長期にわたる議会閉会の決定が「違法」との最高裁判決を受け、英下院は25日に再開され、司法判断の確定後初めて首相が議会答弁に臨んだ。

  ジョンソン首相は「この議会は、欧州連合(EU)離脱を政府がやり遂げるのを傍観するか、信任投票を実施し、最終的に有権者の審判を受けるかどちらかの選択しかない」と発言。最大野党・労働党をはじめとする全ての野党に対し、政権への不信任案を提出してみろと挑発した。

  最高裁が違法行為を認定する状況で、首相は辞任も謝罪も拒否し、自らの行動に自責の念があるかとの質問にも「ノーだ」と答えた。さらに「本来政治の領域であるはずの問題に裁判所が口を出すのは間違いだ」と主張を展開した。

  先に成立した離脱延期法は、10月19日までにEUとの新たな合意がまとまり議会が承認するか、「合意なき離脱」への議会の同意が得られない限り、離脱延期をEUに申請することを首相に義務付けている。ジョンソン氏は同法について「降伏を強いる法律」だとあらためて批判した。

  首相が提案した前倒し総選挙実施の動議は、下院で2度にわたり否決された。不信任案が可決され、14日以内に再び信任を得るために勢力を結集できなければ、総選挙が行われる運びとなる。しかし、野党側は不信任案の提出に応じない構えだ。

  労働党のコービン党首は、総選挙を望むとしながらも、10月31日の合意なき離脱の可能性が排除されるまでは、選挙実施を支持しないと述べた。

原題:U.K.’s Johnson Comes Out Fighting and Demands a Brexit Election

Johnson Tries Again to Force U.K. Election: Brexit Update(抜粋)

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