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Photographer: Tomohiro Ohsumi/Getty Images

日本株は小反発、米中協議の進展期待-輸出や素材など景気敏感高い

更新日時
  • トランプ米大統領は米中貿易合意に楽観見解、日米は貿易協定で合意
  • 期末接近で上昇していた電気・ガスや医薬品など内需関連は安い
TOKYO, JAPAN - AUGUST 26: Pedestrians are reflected in an electronic stock board outside a security firm on August 26, 2019 in Tokyo, Japan. Japanese stocks dropped and the yen climbed against the U.S. dollar after U.S. President Donald Trump said Friday he would raise tariffs on $550 billion in Chinese imports. (Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images)
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Getty Images

26日の東京株式相場は小反発。米中通商協議の進展期待や日米貿易協定の合意から機械や自動車など輸出関連、鉄鋼やガラス・土石などの素材といった海外景気敏感業種が上昇。電気・ガスや医薬品など内需関連は安い。

  • TOPIXの終値は前日比3.19ポイント(0.2%)高の1623.27
  • 日経平均株価は同28円09銭(0.1%)高の2万2048円24銭

〈きょうのポイント〉

  • トランプ米大統領:米中は合意に一段と近づいている、意外に早く実現する可能性も
  • 日米は貿易協定締結で最終合意
    • 米国による自動車・自動車部品への追加関税は発動されない-茂木外相
  • トランプ大統領はウクライナ大統領との電話会談の記録を公開

 

Inside the Tokyo Stock Exchange As Japanese Stocks Bounce Back

東証内

  野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは「トランプ大統領は先頭に立って対中交渉を行っており、現在のように協議を継続して歩み寄っていくことがベストケース」と述べた。ウクライナ問題に関する大統領の弾劾調査開始に対しても「ホワイトハウスがさまざまな臆測が広がる前に通話記録を公開、もともと実現のハードルが高い弾劾は一段と難しくなる可能性がある」とみる。

  米中と日米の貿易問題に関する懸念が和らぎ、輸送用機器はTOPIXの上昇寄与度首位となった。日米貿易協定の合意について、若生氏は「自動車の追加関税を回避できたことと為替面に関する霧が晴れたことはプラス材料」と言う。9月末の配当権利付き最終売買日とあって機関投資家のパッシブ資金による配当再投資への期待も相場を支えた。

  もっとも、9月に入ってからの急上昇で短期過熱感がある中、中国株が失速し株価指数の上げは小幅にとどまった。医薬品や電気・ガスなど期末接近で買われていた内需の一角が下落。りそな銀行アセットマネジメント部の下出衛チーフストラテジストは、米中交渉が最終的に合意できるか、グローバル景気が改善するかという2つを「明確な底入れには確認する必要がある」と話した。

小幅ながら反発
  • 東証33業種は鉄鋼やパルプ・紙、ガラス・土石製品、証券・商品先物取引、海運、輸送用機器、非鉄金属、石油・石炭製品が上昇
  • 鉱業や空運、精密機器、サービス、電気・ガス、陸運、医薬品は下落
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