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クレディ・スイスに社員内偵疑惑、最高幹部の責任問題にも-関係者

  • 疑惑調査は週内に完了、ローナ-会長が迅速に対応発表へ
  • ウェルスマネジメント部門元責任者のカーン氏、競合のUBSに移籍

スイスの銀行、クレディ・スイス・グループは社員を内偵していた疑惑が浮上、疑惑を巡る内部調査を週内に終える計画だ。調査結果次第では、ティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)ら最高幹部の更迭につながる可能性がある。

Credit Swiss Group AG Chief Executive Officer Of International Wealth Management Iqbal Khan

イクバル・カーン氏

  取り扱いに注意を要する問題のため匿名で話した関係者によると、ウルス・ローナー会長が調査担当者から直接報告を受け、速やかに対応を打ち出す。疑惑が晴れれば潔白を主張するが、同行最高幹部に懲罰的な措置をとる可能性もあるという。同行は23日、ウェルスマネジメント部門の元責任者だったイクバル・カーン氏に対する内偵について詳細な調査を開始したと明らかにしていた。

  クレディ・スイスは事態の収拾を急いでいる。今週にはカーン氏が退社して競合のUBSグループへ移籍することになった後、同氏を尾行するためにクレディ・スイスが私立探偵を雇っていたと報じられ、疑惑が一気に注目を集めた。

  事情に詳しい関係者によると、内偵はカーン氏によるクレディ・スイスのプライベート・バンカー引き抜きを防ぐためだった。誰が内偵を指示したのかは明らかになっていない。先週にはチューリヒ中心部でカーン氏と同氏を尾行していた探偵らが口論になったとされる。

  ブルームバーグが閲覧した社内メモで、ローナー会長とティアムCEOは調査で「真実が明らかになる」ことに自信を示していた。クレディ・スイスの代表はコメントの要請に応じなかった。

原題:
Credit Suisse Spy Probe Set to Decide Fate of Top Executives (1)(抜粋)

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