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Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

任天堂株が7カ月半ぶりの下落率、スイッチライト販売低調の声

更新日時
  • 発売後3日間の国内販売台数はシティ証予想の30万台を下回る
  • 人気タイトル投入による年末商戦でのスイッチ普及や購入傾向に注目
Inside The Tokyo Game Show 2019
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

任天堂株が約7カ月半ぶりの下落率。20日に発売されたコントローラーと本体一体化型の新ゲーム機「スイッチライト」の発売直後の国内販売台数について、シティグループ証券は「印象はネガティブ」との見方を示した。

  株価は一時前日比4.6%安まで下落。終値は4.3%安の4万520円と2月6日以来約7カ月半ぶりの下落率を記録した。

スイッチライトの初動に不安

  ゲーム関連データの調査会社であるメディアクリエイトは24日、20-22日のスイッチライトの国内販売台数(速報値)は11万4192台だったと公表していた。25日には確報値を16万768台に上方修正した。ファミ通も同日、同期間の推定販売台数は17万7936台だったと発表した。

  シティグループ証券の宗像陽アナリストは24日のリポートで、同期間の販売台数を30万台と予想していたと説明。初動が鈍かった理由について、人気タイトルが今後、発売されることを挙げた。スイッチの所有者が2台目としてスイッチライトを買うのかなど購入の傾向や、人気タイトルが年末商戦でスイッチの普及を加速させるかどうかに注目する。

  

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任天堂はスイッチライトを20日に発売した

Source: Nintendo Co.

      スイッチライトの投入で、発売3年目に入ったスイッチの顧客層の拡大を図る。価格は1万9980円と従来型より1万円安い。スイッチの今期(2020年3月期)の本体販売目標は前期比6%増の1800万台に設定している。

      任天堂は25日午後5時からスマートフォン向けゲーム「マリオカートツアー」のサービスを開始する。10月18日にはスイッチと連動して遊ぶ運動器具「リングフィットアドベンチャー」を発売。「ポケットモンスターソード・シールド」など年末商戦に向けて人気タイトルの発売も控える。

    (株価を更新し、ファミ通調査による販売台数を追加しました)
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