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ドル・円が反発、日銀緩和観測や米中摩擦改善期待で107円台前半

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は反発。日本銀行の追加緩和観測や米中貿易摩擦の改善期待を背景にドル買い・円売りが優勢となった。

  • ドル・円は午後3時37分現在、前日比0.3%高の1ドル=107円34銭。107円ちょうどまで弱含んだ後、一時107円43銭まで上昇
    • 前日の海外市場では米消費者信頼感指数の悪化やトランプ米大統領の弾劾調査開始を受けて、一時107円割れまで下落
  • ユーロ・ドルは0.2%安の1ユーロ=1.0999ドル。ドル安一服で1.1024ドルから1.0994ドルまで軟化
海外時間はドル売り

市場関係者の見方

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • きのうの黒田日銀総裁の発言の後押しという感じで政井審議委員の発言が評価されているのではないか。国内金利低下でドル・円の買い戻し要因になっている

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • 10月の日銀会合に向けては今や半分以上が追加緩和を期待している印象。そういう中でドル・円の下攻めはあまりない感じ
  • トランプ大統領の弾劾問題も、共和党の支持率が崩れない中で大統領選まで弾劾される可能性は小さいということで、ここからさらにドルを売る材料にはなりづらい

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト

  • 日米通商協議は弾劾と米中の影に隠れてしまっているところはあるが、きょうの日米首脳会談で自動車の追加関税回避確約までいかないと懸念が残り、多少ドル・円の下押し要因になるかもしれない

背景

  • 25日の国内債券市場では新発5年物国債利回りが過去最低を更新。前日の黒田総裁の発言もあり、マイナス金利深掘り観測が根強い
  • 政井貴子日銀審議委員は25日の講演で、必要があれば追加の政策対応を行うこともあり得ると発言
  • 中国企業は米国産豚肉の購入を拡大する準備を進めていると関係者
  • ペロシ米下院議長は24日、ウクライナ疑惑を受けて下院がトランプ大統領の正式な弾劾調査を開始すると発表
  • トランプ大統領と安倍晋三首相は東部時間25日午後0時10分から会談。同午後4時にはトランプ大統領が記者会見を行う
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