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米国の対中関税、韓国GDP成長率押し下げも-フィッチのズーク氏

  • 韓国は米中貿易戦争の激化で世界で最も影響を受ける経済の1つ
  • 日韓対立、企業の景況感と投資の重しに-ソウルで語った

米国の最新の対中関税は韓国で政策対応がなければ、同国の国内総生産(GDP)成長率を0.5ポイント程度押し下げると格付け会社フィッチ・レーティングスのアナリスト、ジェレミー・ズーク氏がソウルでの記者説明会で語った。韓国は米中貿易戦争の激化で世界で最も影響を受ける経済の1つだとも指摘した。

  同氏はまた、日本と韓国との間で高まる緊張が企業の景況感と投資に重しとなる可能性が高いと分析。日韓両国が互いをいわゆる「ホワイト国」から除外したことは、サプライチェーンを混乱させ、企業に不透明感を与え、成長へのさらなる逆風だと述べた。

  ズーク氏によれば、ホワイト国除外が韓国経済に与える影響の大きさは不確かで、輸出審査プロセスがどれだけ複雑になるかや韓国企業の代替サプライヤーを見つける能力、対立の期間に左右される。  

  フィッチは韓国銀行(中央銀行)が年内にさらに0.25ポイントの利下げを行うと予想。2019年の韓国GDP成長率は2%に低下すると見込んでいる。

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原題:U.S. Tariffs on China Imports Weigh on Korea GDP Growth: Fitch

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