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債券売りは復活する、市場は緩和織り込み過ぎと177兆円ファンド警告

  • アムンディは長期米国債へのエクスポージャーを減らした
  • 債券のボラティリティーは上昇、リスク高めの資産への支えは縮小へ

欧州最大の資産運用会社アムンディ・アセット・マネジメントは、今は世界の債券への投資を再開すべき時ではないと言う。

  グループの最高投資責任者(CIO)、パスカル・ブランク氏は、市場が金融緩和を織り込み過ぎていると指摘する。1兆5000億ユーロ(約177兆円)を運用する同社は長期米国債へのエクスポージャーを減らしたという。長期の米国債は5-8月にかけて値上がりしてきた。

Treasury-option volatility elevated as yields near 2016 lows

  ブランク氏はシンガポールでインタビューに応じ、「過去3カ月ほどの大幅な債券相場上昇を受けて、中央銀行に対する市場の期待が大き過ぎるという見方になった」とし、「これは短期的に、債券のボラティリティーが高まることとリスクが高めの資産への支えが縮小することを意味し、それは年末まで続くだろう」と語った。

  投資適格債の指標であるブルームバーグ・バークレイズ・グローバル総合指数は8月末からほぼ1%下落し、9月は昨年10月以来で最悪の月になりそうだ。

  ブランク氏は、過去12カ月の金融緩和で拍車がかかり10-12月(第4四半期)に世界の成長が再び加速すれば、債券相場へのリスクだと指摘した。

原題:Bond Sell-Off Is Coming Back, Says $1.6 Trillion Fund Manager(抜粋)

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