短期ボラティリティーへの賭け、ETFの新しい一角にスポットライト
Yakob Peterseil-
タビュラ・インベストメント・マネジメントのETF、 TVOL
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20日終了週に純額で6200万ユーロが流入した
5カ月前に誕生したクレジット上場投資信託(ETF)は、先週の巨額資金流入で、世界最大の短期ボラティリティー商品の1つになった。
タビュラ・インベストメント・マネジメントのETF、 TVOLは、世界の高利回り債の価格変動が予想よりも小さい場合に値上がりする。同ETFには20日終了週に、純額で6200万ユーロ(約73億3000万円)が流入した。

ブルームバーグのデータによると、残高1億1500万ユーロの同ETFはインバースやレバレッジド商品を除くと短期クレジットボラティリティーファンドで現在、世界最大の1つ。
同ETFはハト派的な中央銀行と経済成長持続でクレジット市場の堅調が続くと見込む取引の手段になる。また、株式相場のボラティリティー低下を見込む取引のリターンが消えつつあると考える投資家には、新しいボラティリティー戦略を提供する。

原題:A Short-Volatility Bet Just Lit Up a New Corner of the ETF World(抜粋)
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