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トランプ氏、ウクライナ軍事支援停止は欧州との対立が原因と主張

更新日時
  • トランプ氏は支援停止を首脳電話会談以前に指示
  • 電話会談は情報当局者が内部告発、議会調査の焦点に

トランプ米大統領はウクライナへの軍事支援停止を命じたことを認めた。ロシアが支援するウクライナ分離主義勢力との戦いで、欧州も応分の負担をしていないことに不満だったからだと主張した。

  事情に詳しい関係者が23日夜に明らかにしたところによると、トランプ大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と7月25日に電話会談する少なくとも1週間前に、同国向け軍事支援4億ドル(約430億円)の送金延期をマルバニー大統領首席補佐官代行に命じていた。トランプ大統領はこの電話会談でウクライナの「汚職」について話したとしているが、この会談は議会の調査の焦点となっており、匿名の情報当局者による内部告発にも含まれている。

  この電話会談に加え、他の行動についても当局者の間で懸念が浮上していると、事情に詳しい関係者は語った。

  トランプ氏は24日、支援停止はこれまで非公表にしていた欧州との対立が原因だと主張し、「私は常に不満だった。欧州など他国がウクライナに応分の負担をするまで、支援停止を継続する」と発言。「他国はそうしていない。米国は多額の支援を注いでいるが、私はなぜそうしているのかと問うている」と続けた。

  これについて欧州連合(EU)は、ウクライナに対して2014年以降、国内の汚職対策と行政機構改革を支援するため供与と融資合わせ150億ユーロ(約1兆7700億円)超を提供したと回答した。

原題:Trump Says He Withheld Ukraine Aid Over Dispute With Europe(抜粋)

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