ダドリー氏:当局は常設レポファシリティーを真剣に検討するだろう
Matthew Boesler-
ダドリー前NY連銀総裁がブルームバーグTVのインタビューで発言
-
常設レポファシリティーにより金利の大幅上昇リスクの除去可能
ダドリー前ニューヨーク連銀総裁は23日、連邦準備制度理事会(FRB)のバランスシート拡大をいつ再開するか熟考している金融当局者らはおそらく次に、短期金利を抑制する新たな手段を真剣に検討するだろうと述べた。
ダドリー氏はブルームバーグテレビとのインタビューで、「当局者らはバランスシートの規模を拡大するだろう。彼らは財務省証券の購入を再開することになろう」と発言。「そして彼らが2番目に真剣に検討すると思われるのは、常設レポファシリティー(SRF)の導入だと思う。したがって、短期金利に上昇圧力がかかっている場合はいつでもレポ取引を行うことができるファシリティーが設けられるので、金利が大幅上昇するリスクを取り除くことになるだろう」と説明した。

ダドリー前ニューヨーク連銀総裁
出典:Bloomberg)
原題:Dudley Says Fed Will Strongly Consider a Standing Repo Facility(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE