コンテンツにスキップする

トランプ氏のFRB攻撃、1ツイート当たり0.3bp金利を押し下げ

  • FF金利先物に合計で10bpの押し下げ効果-エコノミスト調査
  • 「統計的に有意で市場にネガティブな効果」、当局の独立性に脅威
トランプ大統領

トランプ大統領

Photographer: Johannes Eisele/AFP
トランプ大統領
Photographer: Johannes Eisele/AFP

トランプ大統領が繰り返すツイート攻撃は、米金融当局が政治的圧力に屈して金利を引き下げるとの思惑を投資家に植え付けていることが、新たな調査で示された。

  政策金利があるべき水準より高く維持されているとして、トランプ氏は米連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエルFRB議長をツイッターでたびたび批判してきた。このツイートや市場の反応を研究した米デューク大学と英ロンドン・ビジネス・スクールのエコノミストは、「統計的に有意で市場にネガティブな効果」が認められたと結論づけた。

  調査によると、これまでのツイートでフェデラルファンド(FF)金利先物は合計で10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)押し下げられた。ツイート1件につき0.3bp前後の押し下げ効果があった計算になるという。

  調査は23日に公表された。フランチェスコ・ビアンキ、ティロ・カインド、ハワード・クン氏はこの中で、「米金融当局が大統領からの政治的な圧力に屈すると市場参加者が信じている証拠をわれわれは示せた。大統領の圧力は中央銀行の独立性にとって重大な脅威となっている」と指摘した。

  米金融政策の当局者は政策決定に当たりトランプ氏の働きかけは考慮しておらず、政治から独立して行動していると主張している。

原題:
Trump’s Fed Tweets Shown to Have ‘Significant’ Effect on Trading(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE