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中国代表団の農場視察中止、米国側の要請で決定-関係者

  • 中国当局者、視察中止が交渉とは無関係と示唆
  • 米中閣僚級協議は10月10日前後を予定、劉鶴副首相が第2週に訪米へ

中国代表団が米国の農場視察を先週取りやめたのは米国の要請によるものだったと、事情に詳しい関係者が明らかにした。視察中止で先週ワシントンで開かれた米中次官級協議が不調に終わったのではないかとの観測が広がっていたが、それが中止の理由ではなかった可能性がある。

  関係者の1人によると、米通商代表部(USTR)が視察について手配されるまで知らなかったため、中国側に訪問中止を要請した。別の関係者によれば、中国側は米国内の理由によるとの説明を受けたという。


  さらに別の関係者は、中国の劉鶴副首相が10月第2週にワシントンを訪問し、ライトハイザーUSTR代表およびムニューシン米財務長官と会談する予定だと述べた。両国は10月10日前後の会談実施を目指しているという。

  中国代表団の視察中止の報道は、トランプ大統領が中国との「部分合意」には関心がないと表明した約1時間後に伝わった。代表団の一員である韓俊副農業農村相は21日、ワシントンで開かれたイベントで、農場視察は議論されていたが最終決定はされず、別の機会に設定されるだろうと語った。

  中国メディアによると、副農業農村相はこのイベントで「農業分野の交渉は極めて順調に進み、双方が徹底的で率直な意見交換を行った」と発言。中国は「平等と相互尊重を基本として」米国との農産物取引の拡大と協力深化に前向きだと語った。

原題:
Chinese Trade Delegation Called Off Farm Visits at U.S. Request(抜粋)

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