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【米国株・国債・商品】株が下落、国債上昇-米中貿易への懸念再燃

Pedestrians walk near the New York Stock Exchange.
Pedestrians walk near the New York Stock Exchange. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Pedestrians walk near the New York Stock Exchange.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

20日の米株式相場は下落。米中の貿易を巡る緊張の高まりが売り材料となり、S&P500種株価指数は週間ベースで1カ月ぶりの下げとなった。米国債は上昇し、10年債が5日続伸となった。

  • 米国株は下落、ハイテクや消費者関連銘柄の下げ目立つ
  • 米国債は上昇-10年債利回り1.72%に低下
  • NY原油は小反落、サウジ供給履行への期待で上げ幅縮小
  • NY金は上昇、中国代表団の米農家視察中止がスポット相場押し上げ

  S&P500種は4営業日ぶりのマイナスで1週間を終えた。中国代表団が米中部の農場を視察する計画を一転して取りやめたことを受け、売りが膨らんだ。中でも、中国製品への関税動向に敏感なテクノロジーおよび消費者関連の銘柄の下げが目立った。

  S&P500種株価指数は前日比0.5%安の2992.07。ダウ工業株30種平均は159.72ドル(0.6%)安の26935.07ドル。ナスダック総合指数は0.8%低下。ニューヨーク時間午後4時6分現在、米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.72%。この日の米株式相場の変動の大きさには、四半期ごとに株価指数と個別株の先物とオプション取引が期限を迎える「クアドルプル・ウィッチング」が影響した可能性がある。

Quadruple witching, index rebalancing spur trading volume in stocks

  

  米国を含む主要中央銀行の政策発表をこなした今、トレーダーの注目は再び米中の交渉に移っている。アドバイザーズ・アセット・マネジメントの最高投資ストラテジスト、マット・ロイド氏は、両国の「堂々巡りはこれからも続く。何か決着が付くのは2020年までないだろう」と語った。

  米国債は週初から堅調が続き、10年債利回りは週間ベースで17bp低下した。

  NY原油は小反落。主要石油施設が攻撃されたサウジアラビアだが、供給契約は履行されると市場が確信を強め、遅い時間に上げの大半を失った。ただ、攻撃されたことに続く混乱から、週間ベースでは6月以来の大幅高となった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミデエート(WTI)先物10月限は4セント(0.1%)安の1バレル=58.09ドルで終了。10月限はこの日が取引最終日だった。ロンドンICEの北海ブレント11月限は12セント安の64.28ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.6%高の1オンス=1515.10ドル。金スポット価格は中国の代表団が米農家の視察を中止したことを受け、一時0.9%高となった。

原題:
Tech Leads U.S. Stock Drop as Trade Tensions Grow: Markets Wrap(抜粋)

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