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【NY外為】ドルと逃避通貨が上昇、米中協議の進展巡り懸念広がる

20日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。中国代表団が米農場視察計画を取りやめたことから、米中貿易協議の進展を巡る懸念が強まった。円とスイス・フランも高い。

  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%高。週間ベースでは0.3%上昇。この日は円とフランの上げが目立ったものの、ドルも主要10通貨に対して幅広く上昇
  • 備考:中国代表団、米農場視察を取りやめ-「友好」行為が突然の帰国前倒し
    • トランプ大統領はこれより先、中国は貿易合意を望んでおり、同国は「悪い一年」を過ごしていると発言。同氏はさらに、部分合意は求めていないとし、貿易戦争が2020年大統領選挙での得票に響くことはないとの見方を示した
    • 米中は10月の閣僚級協議を前に、次官級貿易協議の2日目をワシントンで開催した
  • ダラス連銀のカプラン総裁は、貿易摩擦が製造業の落ち込みにつながっていると指摘。セントルイス連銀のブラード総裁は米金利が他国・地域と一致していないことを一因に、今週の会合で0.5ポイントの利下げを求めたと述べた
  • ボストン連銀のローゼングレン総裁は、労働市場が既に引き締まった状態にある経済に、追加の金融緩和は必要ないと発言。クラリダ連邦準備制度理事会(FRB)副議長は世界の経済成長は悪化していると話した
    • 市場では現在、今後12カ月の0.54ポイント利下げが織り込まれている
  • ドイツは財政均衡を堅持するとするメルケル独首相の発言を受けて、ユーロは日中安値を付けた
  • ニューヨーク時間午後4時28分現在、ドルは対ユーロで0.2%高の1ユーロ=1.1020ドル。対円では0.4%安の1ドル=107円55銭

欧州時間の取引

  ドルは週間での上げ幅を縮小。アイルランドのコーブニー副首相兼外相が英国の欧州連合(EU)離脱合意は「近くない」と述べ、突破口が開けるとの期待が後退したことから、ポンド上昇の勢いは失速した。

原題:Dollar, Havens Rise Amid Concerns About China Talks: Inside G-10(抜粋)

Pound Rally Eases on Brexit Sentiment, Dollar Slips: Inside G-10

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