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Photographer: Ali Mohammadi/Bloomberg
Cojp

トランプ大統領、イラン中銀と政府系ファンドに制裁-資金ルート断絶

  • イラン攻撃には慎重、カード温存で米国の力を誇示する戦略
  • トランプ氏は20日、安全保障担当顧問らとイラン対応の選択肢を協議

先週末に起きたサウジアラビア主要石油施設に対する攻撃について、米政府はその報復としてイランの中央銀行と政府系ファンド(SWF)に制裁を科したことを明らかにした。

  トランプ大統領は20日、ホワイトハウスでオーストラリアのモリソン首相との会談に際し、これまでで最も厳しい制裁だとの認識を示し、「このレベルの制裁は科したことがなかった」と記者団に語った。

  ムニューシン財務長官は今回の制裁について、イランのイスラム革命防衛隊の資金源が絶たれると説明。イラン中銀への制裁はイランの人道物資輸入を制限することにもなりかねず、物議を醸しそうだ。

  米財務省はイランの政府系ファンド、国家開発基金は革命防衛隊の資金源であり、主要な外貨調達源でもあると声明で指摘した。

  トランプ大統領はこの日、安全保障担当顧問らとサウジ石油施設攻撃に対するさらなる対応を協議する見通し。米国はこの攻撃の責任がイランにあると非難している。同大統領はイラン攻撃を「今ここで命じることは可能だ」としつつ、すぐに攻撃命令を出さないでおくことで米国の力を誇示していると述べた。

 

原題:
Trump Announces Sanctions on Iran Central Bank for Saudi Attack(抜粋)

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