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ECBの金利階層化、欧州銀に1年目はプラス-ゴールドマン

  • ECBの0.1ポイント利下げは3300億円の減益要因、階層化が影響緩和
  • 階層化は3-4年目に減益要因に、イタリア銀は利益約8%押し下げ

ゴールドマン・サックス・グループは、ECBが発表した金利階層化の欧州銀行に対する影響を分析した。各銀行の1株当たり利益(EPS)は初年度に上昇するものの、その後の数年間は押し下げられると見込んだ。

  ゴールドマンは調査対象とした32銀行について、中銀預金金利の0.1ポイント引き下げは合計で利益の3%に当たる28億ユーロ(約3300億円)の減益要因になると試算。だが階層化により、この影響は50%以上相殺されるという。

  階層化がEPSに及ぼす影響は、最初の1年ではドイツ銀やコメルツ銀が4%押し上げられるなど合計で1%の増益要因となるが、3~4年目では1%の減益要因に転じ、イタリアの銀行は約8%利益が押し下げられるとみている。

原題:
ECB Tiering Positive for European Banks in Year One: Goldman(抜粋)

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