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Photographer: Anthony Kwan/Bloomberg

最大のリスクは「極端な」長期債価格、売りに大きなきっかけ不要

  • 「株式と債券のバリュエーションのギャップは現在、極端に大きい」
  • 債券相場の突然の急落はさまざまな資産クラスに跳ね返る可能性
The logo for HSBC Holdings Plc is displayed on the bank's headquarters building in Hong Kong.
Photographer: Anthony Kwan/Bloomberg

極端に高い債券のバリュエーションは突然の売りのリスクを高めており、その場合他の資産クラスにも影響が及ぶ恐れがあると、HSBCグローバル・アセット・マネジメントが指摘した。

  マルチアセットチームの共同投資責任者を務めるジョゼフ・リトル氏は、マイナス利回りの債券に「非常に高い値段」を支払うより世界の株式を買うことを勧める。債券価格に織り込まれている景気に対する悲観の度合いはあまりにも高く、成長見通しが若干改善しただけでもディフェンシブ資産の売りは劇的なものになり得ると同氏は指摘した。

Equity returns over the past decade have beaten bonds

  「株式と債券のバリュエーションのギャップは現在、極端に大きい」とリトル氏は電話インタビューで述べた。「現在、長期国債の価格には非常に多くの悪いニュースが反映されている。この価格水準にちょっとしたショックを与えるのに大したものはいらない」と語った。

  さらに、債券相場の突然の急落はさまざまな資産クラスに跳ね返る可能性があるとの見方を示した。投資家にとって現在の主要なリスクは長期債価格の高さだとした上で、インフレ懸念やより拡張的な財政政策を引き金に世界の債券の一斉売りが起これば、「あらゆる資産クラスのプライシングにとっての問題になり得る」と指摘した。

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原題:HSBC Manager Warns Extreme Bond Prices Are at Risk of Shock (1)(抜粋)

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