米国債利回りは年末まで低下、2・10年債逆イールドに迫る-BofA
Vivien Lou Chen-
リスクバランスは明らかに負の方に傾いている
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利回り低下が緩やかな動きから急低下に変わるかどうかは米指標次第
貿易摩擦と世界経済の弱さ、英国の欧州連合(EU)離脱の中で米国債利回りは今から年末にかけて低下すると、バンク・オブ・アメリカ(BofA)の米金利戦略担当ディレクター、ブルーノ・ブレイジンハ氏が18日予想した。
同氏は米連邦公開市場委員会(FOMC)の2会合連続の利下げ後に、「リスクバランスは明らかに負の方に傾いており、FOMCの会合後も実際には何も変わっていない」と述べた。 「今後数カ月は非常に重要」だとして、予想される利回り低下が「緩やかな動き」から先月に見られたような急低下に変わるかどうかは米国の経済指標次第だと指摘した。

BofAは2年債と10年債の利回りが年末にいずれも約1.25%になると予想。19日はそれぞれ約1.75%と1.78%だったが、BofAは逆イールドが迫っていると見込んでいる。
原題:BofA’s Braizinha Sees Return to Falling U.S. Yields Through 2019(抜粋)
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