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レーン氏:合意なき離脱なら英国への打撃、ユーロ圏をはるかに上回る

  • ユーロ圏への打撃は、英国が受ける規模の10ー30%程度と予測
  • 合意なき離脱の影響は偏って広がる公算、アイルランドは特に打撃

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は、英国が合意なく欧州連合(EU)を離脱した場合、英国経済に及ぼす打撃はユーロ圏をはるかに上回る規模だと述べた。

  レーン氏は19日、ヘルシンキでの議会公聴会で、イングランド銀行(英中銀、BOE)が昨年11月に予測した合意なき離脱シナリオに基づく経済への影響に言及した。それによると英国の経済は最大8ポイント縮小する公算だ。BOEはその後、5.5ポイントの縮小へと改定した。

  同氏は「ユーロ圏が感じる縮小は英国と比較すると小幅だ。われわれとECBの予測によれば、ユーロ圏が感じる打撃は(英国が受ける打撃の)10ー30%程度とみている」と述べた。

  さらに同氏は、英国が合意なき離脱を選んだ場合に伴う影響は「偏って広がるだろう。特にアイルランドは最も苦境に立たされる可能性がある。英国への輸出が多い国や、フランスやドイツといった対英貿易が活発な国も苦しむだろう」と述べた。

Finnish Central Bank Governor Olli Rehn Cuts Forecasts

レーン・フィンランド中銀総裁

Photographer: Roni Rekomaa/Bloomberg

原題:
No-Deal Brexit Would Hit U.K. Far More Than EU, ECB’s Rehn Says(抜粋)

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