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「ヘイ、ポータル」、フェイスブックがユーザーの音声書き起し再開へ

  • アルゴリズム改善目的-ユーザーには機能をオフにする選択肢を提供
  • 「メッセンジャー」ではこうした作業は今後も停止

ユーザーの音声メッセージを人の手で書き起こすことをやめると先月表明した米フェイスブックだが、同社のビデオ通話デバイス「ポータル」からの一部の音声データを集めるためそうした作業を再開する。

   フェイスブックは8月ごろ、「音声データの人間による解析」を停止。ブルームバーグは当時、アプリ「メッセンジャー」経由の私的なボイスメッセージを書き起こすため、同社が請負業者を採用していたと報じていたが、コミュニケーションが他人に聞かれる可能性があるとの警告をユーザーは受けていなかった。また、フェイスブックが集めた音声データの一部がポータルからのものかどうか、当時は明らかでなかった。

  フェイスブックは18日、「ヘイ、ポータル」というコマンドを使って指示を出していたユーザーからの音声を集めていたことを認めた。ハードウエア責任者アンドルー・ボスワース氏によれば、初期設定ではこうした音声コマンドが録音されフェイスブックのサーバーに蓄積されるようになっており、ユーザーの指示を理解するのに使用されるソフトウエアアルゴリズムを改善するため同社と共に作業する請負業者によって書き起こされていた。

  ポータルについてのこの作業は先月、メッセンジャーのデータの人間による書き起こしと共に停止された。ボスワース氏は発表資料で、「『ヘイ、ポータル』で始まるやりとりの書き起こしを先月停止すると同時に、透明性を高め、その機能をオフにするやり方を含め人々がコントロールできるようにする計画に取り組んだ」と説明した。

  ポータルの音声データの人間による書き起こしは今回再開されるが、新しい「ポータル」ソフトウエアにはそのサービスをオフにする機能がある。新バージョンのソフトは既存のデバイス向けに配布されるほか10月に出荷される最新のポータルデバイスに搭載される。

  ボスワース氏によると、メッセンジャーのデータの書き起こしは再開されない。

原題:Facebook Contractors Have Been Listening to ‘Hey Portal’ (1)(抜粋)

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