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デルタ航空CEO、ボーイングに「797」の生産決定を期待

  • 引退する中型機の入れ替えで新型機購入に相当なニーズ
  • ボーイングは737MAXを巡る対応に注力する中で決定を先送り

ボーイングが計画中の新型の中型ジェット旅客機は、同社が運航停止となっている737MAXを巡る危機に全力で取り組む中で今後の見通しが立たない状況だが、デルタ航空は計画の前進に期待をつないでいる。

  デルタ航空のエド・バスティアン最高経営責任者(CEO)はこの機種についてボーイングが計画を進めれば、数百機の購入で報いる可能性を示唆した。 新型機のファミリーは2機種構成で、社内での名称はニュー・ミッドマーケット・エアプレーンを意味する「NMA」。アナリストの間では「797」との呼び名もある。  

  バスティアンCEOは18日、ブルームバーグ本社でのインタビューで、「実現を切に期待しており、実現を願っている」と発言。「757および767の引退に際し相当なニーズがある。それは今後10年間で約200機だ」と述べた。  

  ボーイングは2件の墜落事故を受けて3月から各国・地域で運航が停止している737MAXを巡る対応に腐心しており、計画中の新型機を生産するかどうかの決定は保留中。一方、欧州エアバスはA320neoの航続距離が長いXLRで販売を伸ばしつつある。

  バスティアンCEOは「エアバスが検討対象であることは確かで、現時点で同社から製品のオファーを受けているが、ボーイングが何を生産し得るのか見極めたい」とした上で、「ボーイングの行動が確実に分かるまでは大事な決定を下さないだろう」と語った。

原題:
Delta Sees Boeing Opting to Make ‘797’ as CEO Mulls Fleet Future(抜粋)

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